A:すべての園生さんが,もちのき園で安心・安全に過ごしていただき,無事にお帰りいただくことです。
よくある質問
Q.もちのき園のような施設は,他にもあるのですか?
A:町立の障がい者生活介護施設は,もちのき園だけです。また,障がいのある方の就労する機会を設けて,生産活動のための知識や技能を身に付けるための訓練を行っている施設(就労継続支援事業B型)として,「いろどり」があります。神戸町周辺の市町にも,様々な役割を担う障がい者福祉施設が設立されています。
Q.働く人々は,どのような仕事をしているのですか?
A:主な仕事として,トイレの介助や食事のお世話をしたり,作業時の介助をしたり、行事の補佐をしています。
Q.言葉を話されない方とは,どのようにコミュニケーションをとるとよいですか?
A:「表出言語」(口で,言葉を発すること)がない園生さんも,「内言語」といって,生活のなかで用いられている様々な言葉の大まかな意味やイメージを理解していらっしゃいます。特に,園生さんは,「〇〇をしたい」「□□をしてほしい」という欲求や願いをアイコンタクトやジェスチャー,仕草などで伝えたり,紙に書いたりして伝えてくださるので,そうしたサインを職員も見逃さず,大事に受け止めるようにしています。また,そうしたサインも出しにくい方や状況の際には,職員が,園生さんの欲求や気持ちを推し量りながら接するなど,園生さん一人一人に応じた方法でコミュニケーションをとりながら安心して楽しく過ごしていただけることを大切にしています。
Q.「きざみ食」とは、どのようなものですか?
Q.どのようなメニューがありますか?
Q.どれくらいの頻度で、どこへ買い物へ行くのですか?
A.時期や天気によっても異なりますが、月に1回~2回、ドラッグストア・コンビニエンスストア・大型スーパーなどへ出かけます。
Q.なぜ、もちのき園ができたのですか?
A.もちのき園は障がいのある方が、それぞれの状況に応じて、自立した豊かな日常生活や社会生活を営むことができることを目指して、必要な日常生活上の援助や創作活動等を行ったり、社会参加の促進や心身機能の維持向上を図ったりする場とし設立されました。また、その設立が、利用者(園生)の家族にとっての負担軽減につながっています。
Q.もちのき園のよいところは、どんなところですか?
A.園内の雰囲気は、たいへん明るく、笑いがいっぱいの施設です。職員も、園生一人一人に寄り添い、個々のニーズに応じた指導に心がけています。毎日の生活(一日の流れ参照)の生活リズムが整っていることで、園生にとって見通しをもちやすく、安心して生活することができます。また、作業は、分かりやすく達成感も得やすいものであり、買い物やドライブ、絵本、音楽の活動は、園生にとってその面白さがわかりやすく楽しみをもてる内容をたくさん用意しています。
Q.園生さんたちの一番好きなこと(活動)は,何ですか?
A:一日の生活のなかで言えば,お昼ご飯やおやつの時間を楽しみにしておられます。そこで,2018年から,2ヶ月に一回程度の外食(お昼ご飯)を始めました。
Q.園生さんたちの趣味は何ですか?
A:園生さん一人一人の趣味も様々です。電車や自動車などの乗り物に興味を持ち、実際に乗ったり見に行ったりすることを楽しみにしておられる方もあれば、自分の好物である食べ物に高い関心をもったり、もちのき園のお仕事(手提げ袋のひも通しなど)を楽しんだりしておられる方もみえます。
Q.職員の方が、障がいのある方への接し方で、気を付けていることや工夫していることはどんなことですか?
A.園生さん一人一人が、安全で、安心して生活を送ることができるように、次のような事柄について気を付けたり工夫したりしています。
・お互いの立場を超えて、一人一人の人間同士として向き合うことに努めています。
・園生さんが安心してかかわりをもてるように、園生さんの言動の一つ一つの意味を推し量るととも、共感しながら積極的に受け止めることを心掛がけています。
・園生さんの目を見て話しかけたり、アイコンタクトがとれているかどうかを確かめたりしながら、かかわりをもてるように気を付けています。
・すべての園生さんは18歳以上であり、対子どもとして接するのではなく、一成人として敬い、 生活年齢に相応しい接し方や指導内容に尽力しています。
・もちのき園での一日一日の過ごし方や見通しをもつことができるように、朝の会のなかで伝えたり、多目的室内設置のホワイトボードの計画表(『今日のスケジュール』)で表示したりするなど、聴覚並びに視覚両面から情報提供に努めています。
・2週間おきに発行している「もちのき便り」の裏面に、2週間分の「『もちのき園』」での活動予定表を掲載し、活動の楽しみや見通しがもてるようにしています。